コラム・お役立ち情報

好きなものに囲まれて暮らす楽しさをリノベーションで

コラム|インテリア

例えば、お気に入りの家具をゆったりバランス良く置ける間取りと、その家具が映える内装の仕上げ。

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2018 1000万円以上部門最優秀賞
家具美術館な家 (株式会社grooveagent)

例えば、たくさんの洋服や漫画、雑貨などお気に入りを飾りながら収納できる壁一面の棚があるリビング。

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017 こだわり実現賞
アパレル夫妻の23年分の想い(株式会社ニューユニークス)

趣味やお気に入りを住空間に取り込んだ間取り・空間づくりは、賃貸やすでに出来上がっている住まいでは難しく、リノベーションならではの醍醐味です。

「したい暮らし」に合わせた予算のかけ方を

家の中のアトリエスペース、仕事に集中出来る書斎、大切なコレクションをいつでも眺められるディスプレイ棚、いつでも楽器が弾ける防音室…「こうしたい」「こんな空間が欲しい」「こんな暮らしがしたい」夢や憧れにはキリがありません。

すべてを叶えるには潤沢な予算が必要ですが、住まいづくりだけでなく、好きなもの・趣味への投資、そして日々の生活、となるとなかなか難しいのでは無いでしょうか。

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2016 <500万円未満部門>最優秀賞
「ただいま」より、「いらっしゃい」が似合うカフェ部屋ライフ。(REISM株式会社)

住まいはライフスタイルに合わせた立地や間取りにのみ重点を置いて、内装には予算をかけずにシンプルに仕上げる。その上でお気に入りの家具をおいたり、趣味や好きなことに予算を掛けるというのも一つの選択肢。立地や間取りはもちろん、内装にも隅々までこだわり、「お気に入りの空間で過ごす時間を楽しむ」という選択肢も。

どちらに幸せを感じるかは人それぞれで正解はありません。自分の「したい暮らし」をじっくりと見つめ直して、予算のかけ方を検討してみてはいかがでしょうか。

迷ったらスタート地点に戻ってみる

限られた予算の中で、理想の空間をつくるというのはなかなか難しく、取捨選択の繰り返しです。

ときには夫婦感の意見の食い違いでギクシャクすることもあるでしょう。そんなときは一度スタート地点の「こんな暮らしがしたい」に戻り、「譲れないポイント」「妥協できるポイント」を見つめ直して見ることをおすすめします。

「譲れないポイント」をひとつかふたつに絞り、しっかりこだわって住まいづくりを進めれば、住み始めてからもそのポイントに愛着を感じられるはず。ちょっと気になる箇所が合っても、その分「こだわった大好きな場所」をもっと好きになれる。そう考えれば、ちょっと気持ちが楽になるのではないでしょうか。

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