コラム・お役立ち情報

猫と快適に暮らすためのリノベ

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自由奔放なのに、ちょっと目を離すと「かまって」と言わんばかりに膝の上や机に上がってくる、かわいい猫。大事な家族の一員として猫を飼われている方も多いのではないでしょうか。

今回は猫も人間もストレスなく快適に過ごせる住まいを作るためのポイントやアイデアをご紹介します。

思いっきり爪研ぎができるように「爪研ぎ器」は必須

猫の習性である爪研ぎ。これが十分にできないと猫たちにとってはストレスになってしまいます。とはいえ、おうちのクロスや建具をガリガリやられてしまうのは問題。

そのためおうちには「爪研ぎ」を用意し、そこで爪研ぎをするように躾けてあげましょう。

またリノベーションで壁や床を耐久性の高いものにするのもポイント。強度があり破れにくいペット用のクロスや消臭効果のある壁紙、ペット対応のフローリングなどもありますので、ぜひ担当のデザイナーさんに相談してみましょう。

猫が喜ぶキャットタワー・キャットウォーク

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2020 古民家再生リノベーション賞
「おばあちゃんの家みたい!」が一番の褒め言葉(G-FLAT株式会社)

高いところを好むのも猫の性質。リノベーションでキャットタワーやキャットウォークなど猫の遊び場をつくる事例も増えています。上下運動は猫にとっても良い運動になるので、健康維持のためにもあるとよいかもしれません。

専用ドアで家中どこでも自由に!

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017 コピーライティング賞
吾輩は猫のエドワードである。(株式会社スタイル工房)

一つの部屋に閉じ込められてしまうのは、猫にとってもストレス。とはいえ、家中のドアをあけっぱなしにしておくと冷暖房効率もさがりますし、現実的ではありません。リノベーションをするなら、ドアや壁の下部に猫専用のドアや開口を作るのがおすすめ。下の方にある小さな開口なら冷暖房の効きにも大きな影響はありません。

リノベーションの際の注意点

キャットウォークを設置する際の注意点として、猫がキャットウォーク上で汚してしまった場合の掃除のしやすさも想定した高さに抑えることをおすすめします。猫にとって心地よく、人間にとってもお手入れのしやすい高さを見極めましょう。

またマンションやアパートの場合、構造や管理規約で壊せない壁などがあり、希望の位置に猫用のドアを作れない場合も。リフォームが可能かを事前に確認しておきましょう。

最後に

それぞれの猫の性質や性格に合わせて、そして人にとっても快適に暮らせる住まいにするにはどうしたら良いか…はひとそれぞれ。今回のアイデアを参考に猫も含めた家族全員が心地よく暮らせる住まいをリノベーションで実現していきましょう!

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