一般社団法人リノベーション協議会(東京都渋谷区・理事長:山本卓也)は、 本年度よりスタートした中古住宅流通とリノベーションの提供に必要な知識を総合的に学ぶことができる新たな資格制度「リノベーションコーディネーター」第1回資格試験の合格者を発表しました。 「第1回リノベーションコーディネーター資格試験」の実施概要および合格者の概要をお知らせいたします。 |
1 実施概要 ⑴ 試験期間 :2022年11月1日~11月30日 ⑵ 出題形式 :CBT四肢択一式50問 90分 ⑶ 申込者数 2,174人 ⑷ 職業別割合 リノベーション請負(設計・施工) 45.1% 不動産(買取再販) 32.0% 不動産(仲介) 16.6% 建材設備 2.0% 金融保険 0.3% WEBサービス・ツール 0.3% その他 3.8% ⑸ 受験者数 2,080 人 ⑹ 受験率 95.7% 2 合格者数および合格率 合格者数 1,443 人( 合格率 69.4%) 3 受験者の声 ● リノベーション会社間接部門勤務 入社3か月 「業界経験のない私でも、重要なポイントを網羅的に理解することができ、事業の理解が深まりました。テキストは、入門書として最適だと思います。」 ● リノベーション会社勤務 リノベーション業従事歴4年 「これまでやりながら溜めてきた知見がナレッジとして整理されており、業務における重要ポイントを再認識することができ、立ち返る場所が出来ました!後輩の指導も楽になりました!」 ● 不動産仲介会社勤務 仲介歴3年 「これまでリノベーションに関する質問にうまく答えられずにいましたが、これからは答えられそうです。この武器をうまく成約率UPにつなげていきたいです。」 ● 個人設計事務所 設立1年 「個人で独立して設計事務所を始めて1年。マンション購入のタイミングでリノベーションの相談をされることが多いのですが、設計の知識やスキルだけでは対応できないと感じたため、受験しました。マンションリノベーションに必要な知識や手続が網羅的に学べました。これからは自信を持ってお客様の相談に乗れそうです。」 初年度は、現在リノベーション事業に従事するリノベーション協議会会員企業の社員中心の実施としたため、合格率が高くなりました。当協議会では、次年度以降も年に1回の頻度で資格試験の実施を予定しております。今後は、一般の方へ裾野を広げ、リノベーションと中古流通に関する知識や技術を持った人材を拡充、リノベーションと中古住宅流通の活性化に寄与してまいります。 そして、リノベーションによる既存住宅の性能や価値の再生・向上によって、住まいを求める人が「自分らしく」「無理なく」「自由に」住まい選びが出来る市場をつくり、地球環境にやさしく、真に豊かな暮らしの実現に寄与してまいります。 参考:2022年9月9日発表『リノベーション事業に従事する方にとって必携の新たな資格制度「リノベーションコーディネーター資格制度」がスタート』 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000008586.html |
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