コラム・お役立ち情報

ワークスペースづくりのポイント

都市型戸建てを再構成する。

コロナ禍をきっかけにリモートワーク、在宅ワークが一気に増えました。

会社によってはその後出勤メインになった人もいらっしゃいますが、在宅ワークがメインの人も以前に比べると間違いなく増えています。

こういった在宅ワークの増加をきっかけに「ワークスペース」について検討した人も多いのではないでしょうか。

当座の対応としてリビングやダイニングをワークスペースにしたものの「家族で場所の取り合いが起きてしまう」「リモート会議に家族やペットの姿や声が入ってしまう」「仕事に集中できない」と今まで考えたこともなかった「困った」が起きてしまうことも多いようです。

せっかくなので、この機会に「家族それぞれの」ワークスペースを検討してみてはいかがでしょうか。

ワークスペースの目的に合わせて配置を検討しよう

マンションでスキップフロアを実現 ~上下階を利用したヴィンテージハウス
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017 1000万円未満部門 最優秀賞
マンションでスキップフロアを実現 ~上下階を利用したヴィンテージハウス~(株式会社オクタ)

在宅ワークに集中するためのスペース。ちょっとした作業や趣味を楽しむスペース。親のワークスペース兼子供の勉強スペース…

まずはどういったスペースが必要なのかを整理してみましょう。

出勤メインで時々家に仕事を持ち帰る、家族でワークスペースをシェアしたい。という場合には、リビングの一角やダイニングの活用でも対応出来るかもしれません。それぞれのお仕事、勉強道具、趣味のものをそれぞれワゴンや持ち運び出来るかばん等に整理しておけば、作業の開始も片付けもスムーズです。

在宅メインでお仕事をする、会議もリモートで行うという場合は、リビングの一角よりもきちんと区切れる独立したスペースがあったほうが良いかもしれません。会議で背景となる壁にアクセントクロスを貼れば、背景も気にせずに会議に集中できます。

個室を確保するのが難しい場合は、ウォークインクローゼットや収納の一部をワークスペースにする、という手段もあります。ワークスペースの部分だけ壁紙を張り替えたり、全体・手元の照明計画、配線を考慮したコンセントを取り付けて自分だけのワークスペースを作ってみてはいかがでしょうか。

快適な在宅ワークのために

商店街の昔ながらの家
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2021 500万円未満部門 最優秀賞
商店街の昔ながらの家(株式会社ニューユニークス)

在宅ワークでは、オフィスで仕事をしているときよりも座っている時間が長くなる傾向があります。快適にそして集中してデスクワークを続けるためには椅子にこだわると良いそうです。長時間座っていても腰に負担のこない座りごこちのいい椅子を探すことをおすすめします。

また、時々立ち上がって軽く運動をしたりと意識的に身体を動かすようにすると良いでしょう。

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