コラム・お役立ち情報

質の良い睡眠のための寝室づくり

室の高い睡眠のための寝室

日々の疲れを癒やすために大切な「睡眠」。十分な睡眠が取れていないと、単に疲労が蓄積するだけでなく、様々な疾病の発症リスクを高めてしまう、という研究結果もあるようです。

睡眠は単純に眠る時間だけでなく、その「質」も大切。

せっかく住まいをつくるなら、日中を心地よく過ごす場所だけでなく、質の高い睡眠を確保できる空間も一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

自律神経を整えて、質の高い睡眠を

自律神経を整えて質の高い睡眠を

睡眠不足が続いた時に風邪をひきやすくなったり、体調を崩してしまったことはないでしょうか。

これには「自律神経」が大きく関係しています。自律神経には、日中活動しているときに優位になる「交感神経」と、リラックスしていているときや睡眠時に優位になる「副交感神経」で成り立ち、交感神経優位の状態が続くと自律神経のバランスが崩れ、睡眠の質の低下に繋がります。

自律神経を整える「光」の工夫

寝室の光の工夫

自律神経のバランスを整えるために大切なことの一つが「生体リズム(体内時計)」を整えることです。生体リズムには「光」が大きく影響していて、起床時には徐々に室内が明るくなっていくことで心地よく目覚めることができます。

また眠る2時間ほど前からは部屋の照明を色温度が低く(オレンジなど)照度の低いものにすると、副交感神経が優位になり心地よく入眠できます。

寝室の窓には、夜は外部照明など余計な光が入らず、一方で朝日が少しずつ入ってくるようなウィンドウトリートメントを検討すると良いでしょう。

快適な睡眠のためには温熱環境も大切

寝室の温熱環境

心地よい睡眠を一定時間確保するためには、温熱環境も大切です。夏なら25℃程度、冬は16〜19℃を目安に室温をコントロールしましょう。特に気温が上昇している夏は朝までエアコンをつけっぱなしにしたほうが、しっかりと休めるでしょう。一方でエアコンの風邪が直接あたってしまうとだるさを感じてしまうこともあるため、エアコンとベッドの配置も事前に検討しておくことをおすすめします。

質の高い睡眠で、毎日を元気に過ごしたいですね。

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