コラム・お役立ち情報

暮らしに合わせた間取りを作る工夫

間取りの工夫

あなたの理想の住まいはどんなお家でしょうか。

「広々とした開放的なLDKが欲しい」「いつでもスッキリを保てるように、収納がたっぷり欲しい」

とはいえ、限られた空間の中で要望を叶えるには、工夫も必要です。

今回は間取りを考える際に参考になるアイデアをいくつかご紹介します。

1. ウォークインクローゼット

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2016 ミニマルデザイン賞
モルタルマニア ー 暮らしの常識を変える家 ー(株式会社ニューユニークス)

たくさん収納できるスペースとして、人気が高いウォークインクローゼット。配置や動線を工夫するとより使い勝手の良い空間になります。

例えば、寝室からサニタリー空間へ通り抜けられるようにすれば、朝の準備がスムーズに。廊下からアクセスできる家族みんなの衣類がしまえるファミリークローゼットなら、洗濯後の片付けが一ヶ所ですむので時短に。

日々の暮らし方、家族構成などと合わせて設計士さんに相談してみましょう。

2. 和室

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2020 1000万円以上部門 最優秀賞
Old & New 古くて新しい・古民家のカタチ(株式会社ラーバン)

リノベーションでは和室をなくしてしまうことも多いですが、実はとても使い勝手の良い空間だったりします。

小さいお子さんがいらっしゃるなら、横になれるお昼寝スペースとして、夜には布団を敷いて家族みんなの寝室に。小上がりにすれば下に収納を設けることも。建具を開け放てるようにすれば、リビングの続きの間として。お客様がいらっしゃったら客間にもなります。シチュエーションに応じて使い方を変えられる和室、上手に活用したいですね。

3. 廊下

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2020 ユーザビリティリノベーション賞
この先もつづく日常に根ざした家(株式会社grooveagent)

限られたスペースを最大限に活用するためには、できるだけ廊下を少なくする工夫が必要です。しかしどうしても廊下部分が必要になることも。廊下部分をただの移動空間ではなく、有意義な空間として活用してみてはいかがでしょうか。例えば廊下の壁一面を本棚に。廊下と居室との間仕切りを引き戸にして、部屋の広がりを感じられるように…

ちょっとの工夫で暮らしにゆとりをもたらしてくれる空間になりそうですね。

リノベーションの醍醐味は暮らしに合わせた住まいを作れること。

ご自身や家族の日々の暮らし方、普段不便に感じていることを設計士さんにお伝えし、プランに反映していきましょう。

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