暮らしに合わせたキッチンをプランしよう!
第二弾では、キッチンの「カタチ」についてご案内します。
昔ながらの壁付け「I型キッチン」
近年は対面式が人気ですが、まだまだ根強い人気のある壁付けのI型キッチン。集中して作業ができる、キッチンスペースを最小限に抑えられるなどがメリットです。また、背面にカウンターテーブルをおけば広々とした作業スペースがとれる、振り向くだけで配膳ができるといった魅力も。
対面と壁付けのいいとこどり「Ⅱ型キッチン」
コンロとシンクを壁側とカウンターに分かれているⅡ型キッチンの採用が近年増えています。実際にⅡ型キッチンにリノベーションした方からの満足度も高いようです。壁側にもカウンター側にも広めの作業スペースがとれること、収納がI型よりも多くとれること、そして作業動線が短くて済む(左右に行き来しなくて良い)ので使い勝手が良いそうです。
憧れの「アイランド型キッチン」
アイランド型キッチンは、対面式でかつキッチンのどの面も壁に接していないキッチンのこと。キッチン周りをぐるぐる回遊できるので、使い勝手が良く、対面式なので、リビングで遊ぶお子さんの様子を見守れること、そしてデザイン性の高いキッチンが多いことなどが人気の理由になっています。
フルフラットのキッチンであれば、ダイニング側からも作業をしやすいので、家族みんなで料理を楽しむこともできますね。
実用的で人気の高い「ペニンシュラ型キッチン」
対面式で、左右のどちらかが壁に接しているキッチンを「ペニンシュラ(半島)型」と呼びます。対面式のキッチンで一番多いカタチです。
対面キッチンなので、リビングにいる家族の様子を見守りながら料理ができるため、子育て世帯に特に人気です。リビング・ダイニングとつながった開放感がありつつも、アイランド型よりもキッチンスペースを小さくできるため、実用性もあるキッチンです。
他にもスペースによって、L型キッチン、コの字型キッチンなどさまざまありますが、キッチンの「カタチ」をどうするかは「家事動線」にも関わってきます。また、希望のキッチンのカタチがあっても、スペース的に難しいことも。実際にプランするときは、リノベーション会社の設計士さんと相談しながら進めましょう!