コラム・お役立ち情報

リノベーション前提での中古マンション探し

中古マンション選び

中古物件購入のメリット

マンション 外観

「中古を買ってリノベーション」という選択は、新築よりも安く、そして自由な空間が作れるという魅力があります。

さらに中古マンションの購入は、モデルルームを内覧して実物を見ないまま購入する新築マンション購入と違って、建物自体の状態や周辺エリアを実際に「見て」「感じて」購入出来るというメリットも。

リノベーション前提で中古マンションを購入するときには、建物自体の構造や耐震等の性能面を確認するとともに、見るべきポイントがあります。それは実際に見てわかる建物のポテンシャル。

今回はそのポイントをいくつかご紹介します。

実際に見て物件のポテンシャルを見極めよう

中古マンションの購入を検討した際、多くの方が最初に不動産のポータルサイトをご覧になるのではないでしょうか。

エリアや価格、広さで絞り込むと、希望条件に近いたくさんの物件情報を見ることができます。

しかし、平米数や築年数、平面図、周辺地図などのサイト上に掲載されている情報だけで判断できないのが、中古マンション購入の面白いところです。

マンション 内見

実際に中古物件の内見に行くと、希望の平米数より少し狭いけれど天井が高く開放感があったり、同じ平米数でも間口の広さや廊下の長さによって印象が大きく変わってきます。

「南向きの角部屋で好条件に思えたが、大きな建物が目の前にあって日当たりが想定よりも悪かった」

「築古だが管理状態が良く、眺望も良かった」

ということも。

リノベーションを前提にするなら、希望の広さより少し狭い物件も改修で無駄な空間をなくし、十分な広さを確保できるかもしれません。

サイト上の情報だけでは判断できない要素が多いので、気になる物件が合った場合にはぜひ現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

既存の状態で判断しない

マンションの内見
築古 水回り

築古のマンションを内見に行った際、その状態の悪さに驚かれることもあるかもしれません。

丁寧に使われていなかった物件や、しばらく空き家になっていた部屋の場合、障子やふすまが破れていたり、水回りにはカビが発生してしまっていることも。その内装の古さやにおいに閉口してしまうこともありますが、リノベーションをしてしまえば、現況の内装や匂い、設備機器は全て一新できます。

築年数の古さや現況の状態の悪さから価格が安くなっているなら、スケルトンリノベーションを検討されている方にとってはむしろお宝物件と言えるかもしれません。

大切なのは「変えられない」部分

大切なのは、リノベーションで変えられる部分ではなく、立地や日当たり、共有部、管理状況、周辺環境などリノベーションでは変えられない部分。

既存の見た目や設備は全てリノベーションで改善出来ます。そこに惑わされずに、自分にとってのお宝物件を見つけてみてください。

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